日記 : 京都朝6時

22:40 新宿発、6:00 京都着。

着いたのは鴨川十条、高速道路の真横。京都で高速道路を見るのは初めてのような気がした。とにかく寒くて、歩いていたら体が凍りそうだったから、市バスの停留所まで'1条分'小走り。背負っていたリュックはランニング用だったので、とても走りやすかった。(日帰りには丁度いい10Lサイズ)

市バスは6時台でもそれなりに本数があって、京都の朝は早いんだな...と。五条坂に着いた頃には、空が少し明るくなってきた。

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6時から開いている清水寺へ向かう人は、思っていたよりも多かった。まだお守りやおみくじは買えないし、お線香の台も蓋がされていたのだけれど、その静けさがすごく好き。刻々と日が差していく京都の街を静かに眺める時間は、私にとってとても贅沢だった。

舞台を離れて音羽水を眺めつつ。清水寺から産寧坂へ。

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ただ静かな場所じゃなくて、昼間は賑わっている場所の静けさが好きなんだと思う。

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二年坂を通って、高台寺への案内を見送り、前田珈琲へ。

友人から7時開店と教わったお店。店内の暖かさが身にしみた時、今日の気温を体感した気がした。外は思っていたよりも寒くて、体も冷え切っていたらしい。いただいたホットティーを持つと手がヒリヒリして、上着もなかなか脱げないくらいだった。美味しい朝ごはんを食べながら、ゆっくりと体も温まったのだけれど、また外に出るとなると先が思いやられる...。

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前田珈琲のあとはアラビカコーヒーへ向かう、その前に八坂庚申堂に立ち寄る。この丸いものは手足を縛られた猿がモチーフ、と近くにいた観光客の会話が聞こえてきて、ちょっと衝撃的だった。もう少しきれいな理由なのではと、心のどこかで期待していたのかも。祈りの形もいろいろだな、と思った。

時間も9時に近づいてきたから人出が賑わってきたと思いきや、その賑わいはアラビカコーヒーに続いていた。朝からお店の外に列が出るほどの賑わい。友人から頼まれていた豆を購入。

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外装も内装もとても綺麗で、私好みだった。近所にあったら入り浸ってしまうかも...。

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新しい舞台。京都が一望できる、小さな山の上。山波がぐるっと囲んでいるのを見ると、ここは盆地なんだなあとぼんやり思う。茶室の前にあるベンチは、朝露なのか気温差なのか、結露して"水々しさ"が増していた。落ちる影と、ガラスの中の揺らめきと、ずっと見ていたくなるほど表情が面白くて。なんだかずっと見ていられそうだった。

青龍殿からバスに乗った時はまだ午前中。朝6時に着くのも、静かに過ごせて楽しかった。旅の目的は全部午後にあったのだけれど、なんだか午前中にあった気もした。