編集後記 : Souveniewyork スーヴェニューヨーク

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制作したZINE『Souveniewyork スーヴェニューヨーク』は、2015年にニューヨークを訪れた時に購入したお土産を一冊にまとめたZINEです。買ったきっかけ、買った場所やその場の人々、お土産の背景と風景を中心に綴っています。

編集後記:目次

ZINEを作ろうと思ったきっかけ

お土産についてZINEにしたいな、と思ったのは帰国した後のこと。
初めてひとりで海外旅行へ行って、何かしらの形に残しておきたかったのだと思います。

友人へのお土産、同僚の皆さんへのお土産、自分へのお土産、それぞれのお土産を写真に残そうとしていた当時を思い出すと、今の自分にとっては薄れてきている物欲と所有欲が真っ盛りでした。

編集

当初は、スナップを交えてパンフレットやフリーペーパーを切り貼りしたスクラップのような形で、お土産を基軸に旅で起こった出来事をまとめようとしていたけれど、やりたいことが沢山ありすぎて何を伝えたいのかぼやけてしまう...ということで、思い切ってお土産のみの話題に絞っていくことに。

読み手と作り手の距離感を意識しなくては!と気づいたものの、作り手(自分)に寄せた形になるので、作りながら不安もありました。ですが初志貫徹しようと思い、編集作業を進めていきました。

写真と文章

掲載した写真は当時使っていたスマホiPhone 5sで撮影していたお土産たち。やけにショット数が多いものもあれば、1枚のものもあり、撮影状況が悪く画質が荒れているものも。ショッパーまで収めていたことは撮った本人も忘れていました。

文章は今回のZINEに合わせて執筆。普段あまり本を読まない上、メールほどの文章(と言うより文書)しか書いていない自分にとっては、250文字と言えどハードでした。

いま読み返すと句読点がおかしな所にあったり、言い回しがくどかったりと散々!

文節で改行をしたかったので無理やり単語を増やしたり、その逆で1行丸々削除したりを繰り返していたので、なかなか散らばった文章。綺麗な文章力を身につけたいものです...。

製本と装丁、デザイン

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印刷は当初カラーコピーで手製本の予定でしたが、ページ数が多くほとんどカラーページということもあり、オンデマンド印刷で注文しました。

表紙は粗めの紙にシルクスクリーンがいいなあ、と思っていましたが、生産性と予算の都合で敢え無くカットに...。表紙のグラフィックはどういう意味なんですか、と言う質問を頂いたのですが、お土産は自分の手元からなくなるもの、というイメージからお土産のシルエットを点線で表してみました。黄色地に黒字はニューヨークのタクシーから想起した配色で、お土産となんの脈絡もないけれど街中で象徴的だったこともありこのカラーに。

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レシート風の目次と奥付はは手作業でカットと貼り付け。レシート特有のギザギザを表すために、2mm幅のピンキングハサミを使用しています。

本物はもっと細かい歯なので、なかなかフェイク感は拭えませんが...財布の中に入れてくたっとした紙質も表現できたらよかったなー、と思いながら、納品用のZINEに1冊ずつ貼っていっています。

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そんなこんな、初めて作ったZINEはこのようになりました。作って納品した頃はほっと一安心した気持ちに満ちていましたが、今となっては気になる点や反省点がいっぱいです。

初めてZINEを作って思ったこと

まとめたい、と思っていたことがまとまった形になって嬉しかったのですが、作っている途中では「誰がこんなものを読むんだろう...」と不安になることも。けれど、これが自分の好きなものなんだ、と信じて(勘違いして?)作り進めることが大事なんじゃないか、と気づけました。

また、編集の大切さに気づけたことが大きかったです。言いたいことを詰め込んでまとめる力量がないので、割り切ってやりたいことを1つに絞れて、私自身すっきりとした気持ちで制作できたと思っています。

MOUNTさんのZINEスクールに通って作れたことも良い経験となりました。イベントも通して作り手の方とも、読み手の方ともZINEを通してコミュニケーションが取れて楽しかったです。

 

そんなこんな、6月に入りMOUNT ZINEさんのWEB SHOPでもお取り扱いが始まりました。

ぜひお手に取ってご覧ください!